都議会選挙

 もうすぐ都議会選挙があるというので、新聞の折り込みに入っている各候補者の主張に目を通してみたりするのだけれど、そこにあるのは素晴らしい計画か、ある政策に対する非難合戦だったりして、結局はどの候補が良いのかわからない。じゃあ政党で選ぶか、ということになるといずれも決め手がない。そもそも政党制が良いのかという疑問もある。票を投じない以上発言する資格がないと思うので投票はするであろうが、なんとも後ろ向きに難しい選挙である。さて、どうしたものかと考えながら思ったのだが、最近気付けばこうした選挙の候補者に年齢の近い者が現れるようになった。そして「大人って子供のときに考えていたよりも、たいしたことしてないよなあ」と想うのである。働くようになって感じるのは、以外と世の中はプロ、専門家が少ない。そして学校の先生なんて自分の同級生がなるようになると、「そんなもんで先生か」と想うこともある。