2009-01-01から1年間の記事一覧

ドルトン・トランボ

最近読んだ本に『ジョニーは戦場へ行った』がある。 反戦文学としてかなり有名。有名すぎて読む気になれず、せいぜい「ああ、ブルーハーツでマーシーが歌ってたなあ」くらいの位置づけで今まで来たのだが、古本屋の100円コーナーで発見して購入。そして読…

思い出したので書く

タイトルを変えてみた。 『コンプレッサー』 これは音楽関係のエフェクターの一種で、(エフェクターというのは、元の音に後から手を加えて音を変えるもので、リバーブ(カラオケなどでいうエコー)なんかはその一種) 音を圧縮して、音量差を揃えるものなの…

忘れた頃に

忘れた頃に書いてます。 しばらく、日々の更新は、右の枠にある読書メーターのみで行います。 たまに、思い出したように、ここでも書くかもしれません。

気付いたら一ヶ月以上、何にも書いていなかった。リンク元を見ると、あいかわらず運転免許関係が多いんで、そのあたりのことでも書こうかと思うんだけど、 免許とっちゃったあとじゃ新しい話題もないんで、興味ある人はカテゴリから入ってください。小説以外…

リチャード・パワーズ

読書メーターつけてるんで、最近何を読んだかはそっちに上げてあるんだけど、 とにかくリチャード・パワーズ『われらが歌うとき』は良かった。どんな話か、とかそういうのは、ちょいと検索でもすればすぐ分かるだろうから省略。

医師不足と医学部の学費〜なぜ医学部の学費の高さが話題にならない?

ここ数年、特定の分野の医師不足が話題になったりする。 いつも思うのだけど、過酷な労働環境が話題になることは多いが、医学部の学費の高さが問題になることがほとんどない。 某私立大学医学部の初年度の学費は1000万円を超える。が、これは私大の医学…

受賞辞退を迫ったNGOはその後何か言ったのか?

古い話題かもしれないけど、エルサレム賞での村上春樹について。僕は彼の作品が特別に好きなわけではないが、こないだのエルサレム賞での彼の態度は面白いし、率直にたいしたものだと思った。 で、思ったのだけど、受賞辞退を要求した人は、同じ主張をアメリ…

NHK

買いたい本があるが、一冊3000円超えてて、上下巻。ちょっと考え中。 それで思ったのだが、NHKの話だ。 僕はNHKの番組は比較的好きで、とくにドラマや特集は質的に安心なものが多いと思っている。NHKのドラマを見たあとで、民放のそれを見ると、そのあま…

報道

なんだかテレビを見てて、どこかの裁判官が痴漢で捕まったそうで。で、コメンテーターが 「まだ容疑者なので、決めつけてはいけない」「最近冤罪も起きていることだし」「とはいえ、被害者心情も考慮しなければいけないわけで」「つまり、この手の報道は難し…

ポチの告白

『ポチの告白』という映画を見た。以下、映画会社の紹介文からの引用。近年の日本に頻発する警察犯罪を主題に、良識ある警察官が、やがて上司の悪徳刑事に取り込まれ、国家ぐるみの犯罪の隠蔽工作に加担し堕落していく過程をリアルに描いた、オリジナル版・…

中島敦

日記の名前を変えてみたのは、中島敦を読んでからなんだけど、この李徴というのは『山月記』に出てくる主人公の名前だ。 教科書にもよくのっている短編小説だから、「エリートが虎になっちゃうアレだよ」と言えば思い出す人もいるだろう。 で、ひさしぶりに…

言論の自由

先日、知人の英国人が中国で雑誌を創刊する計画があるという話をしてくれた。 そのときに僕は「自由に意見とか書けるのか?」という質問をした。 すると彼の答えは「ある意味YESだし、ある意味NOだ」という。さらに 「むしろ日本の方が自由はないとも言える…

ひさしぶり

思い出したのでブログ再開。タイトルも代えてみた。またすぐ変えるかも。 とはいえ、特に書くことも思い当たらないので、最近読んだ本。あんまり読んでないけど。ポール・オースター『幻影の書』 中島敦全集 寺山修司『両手いっぱいの言葉―413のアフォリズム…