THE MARS VOLTA

　最近何故か日記を書くのが隔日になっている。そこに特別理由はないです。
　タワーレコードをうろうろして買ってしまったのがTHE MARS VOLTAのセカンド・アルバム『フランシス・ザ・ミュート』。試聴して即買い決定。音楽的には一言でいうならばプログレ。メキシコとアメリカの国境近くのエル・パソという街出身なだけに、そこはかとなくメキシカンな香りも漂う曲もあり、最近にはない個性が炸裂している。もともとAT THE DRIVE-INだったのがこうなるとは。もとはこうだったのにこうなるか、というケースでの最近の成功例ではグラミー新人賞のMAROON 5（元カーラズ・フラワー）だと思うが、音楽的な基礎体力がある人が「やりたいことに振り切れてみました」というときのパワーは凄い。特典でDVDのライブ映像が付いていたのだが、とても2005年とは思えない、レッド・ツェッペリン〜イエスな感じ（見た目もアフロ＆ベルボトム！）で、何かが降りてきているようなテンションで飛ばしている。ややこしいことをテンション高くやっているのが好きな人にはオススメ。