価値の基準

 遅い話題だけど、サッカー残念。侃々諤々意見があるけど、まあ日本はまた四年後に期待。あとはわりと順当なチームが残っているので純粋にサッカーを楽しみましょう。

 ただ、何がってわけじゃないけど、いつからいろんなものに対して「外国ではそれが普通ですよ」というのが無条件に正しいというようになったのだろう。

 サッカーのプレイスタイルやパフォーマンス、発言の仕方なんか見てても、誰がってわけじゃないけど日本的な表現手段であっても良いじゃないかと思う。

 村上ファンドライブドアだって、「外国ではそれが普通ですよ」的なものの典型だろうけど。

 考えてみると、僕らはわりと小さい頃からそういうふうに言われてきたような気がする。シンプルに良いものは良いし、悪いものは悪い。向いてるものも向かないものもある、と思う。

 で、最近読んだ本がいろいろあるけど、とりあえずオマル・ハイヤームの『ルバイヤート』。四行詩だけど、この無常感炸裂の酔っ払い哲学詩は時に哀しく時に可笑しく染入りますね。ほんと酒飲んで読むとなかなか。