予想どおりだが

 都知事選、予想通りの結果とは言え、なんでかねえ。どうしてシンタロウなのか。都民は何を考えているのか?
 しかし、その一方で浅野候補。もう今日から慶応で教授だそうで。しかも教員名簿に記載されている。てことは、落選したときの保険、あるいは落選すると思ってたわけで。
 う〜ん。いろんな考え方はあると思いますが、そういう気持ちで立候補したら、そりゃあ落ちるわ。ていうか、そんな覚悟だったのかと思うと、やっぱがっかり。別に、生活に困ってる人じゃないだろうから、知事になることを前提に、すべて職を断って望むのが普通じゃないかな。
 結局「入れる人がいない」。ひどい話だ。

 なんか、根拠ない話だが、音楽とか小説とかに触れない人は、概して疑問を持たない。いや、疑問を持っているつもりでも、多数派(笑)の思う通りに流れがちな気がする。大人になればなるほど音楽は聴かないし、本は読まない。読んでもダイヤモンド社とかPHPから出てるような本とか「東京タワー」とかだし。いや、偏見ですけどね。

 一見無関係で、実生活の役に立たなさそうにみえる芸術も、実はみえないところで「なにかがおかしい」と気付かせる力を持たせているのだと思う。だって今、石原慎太郎というチョイスは、政治のみならず作家としても、もう時代遅れでしょう?粋じゃないよ。東京都民。