ここ最近

 最近テレビを見て思った。
 中国に抗議活動した女性のプライベート写真が流出したニュースがあったけど、なんでその流出写真をテレビでわざわざ報道する必要があるのか。少なくとも民放二社で見た。卑怯な妨害活動に加担することになっていることに、日本のマスコミは気付いていないのか。視聴者の知る権利も大切だが、こんなニュースまで権利を主張する必要はないし、品性を疑う。

 ポレポレ東中野でやっている若松孝二実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を見た。これは凄い。見る前に「三時間以上あんのか」と、正直途中でだれるのを覚悟で見たが、まったくそんなことはなかった。

 これをみた人は、いろんな感想をもつだろう。また僕自身は勉強不足もあるので、この事件について語る事は難しいし、政治運動に関してはなおさら難しい。
 
 単なる感想のレベルで言えば、右も左も、資本主義も共産主義も、どんなシステムや思想でも、ある集団を形成すると、こういうことはあり得るという事で、イデオロギーとは関係ない。身近なレベルでも、たとえば職場や学校なんかでも同じことが起きているわけで。

 非常にお勧めの映画ですが、見た後いやな気分になります。夢に見ます。