一ヶ月ぶり

 年度末と年度始めが重なるこの時期は、いろいろとやることが多すぎて大変なもんで、まる一ヶ月更新しなかった。が、世の中になにか影響があるわけでなし、別にたいしたことではないが。

 旧友が市議会議員に立候補して、惜しくも時点。本当に無所属で、地盤看板があるわけでなく、選挙資金的にも通常の10分の1だとかいう状況での僅差の敗北。残念でした。

 彼が当選したとして、素晴らしい政治家になれるかどうかはその後次第だからわからない。しかし、だ。今自民党議員の半分が二世議員だそうだ。国会議員全体でも30%を超えるという。日本国民全体で、そうした家柄の人口は、ほんの数パーセント、いやもっと下だろうか。とにかくいつの間にか、一部のほんの一握りの家の人間が支配する階級社会になってしまっている。

 昨今なにかと批判されているアメリカだが、あの国では、2世議員は同じ土地から立候補できないように決められているという。まあ、それでも、父ブッシュ、クリントン、息子ブッシュ、そしてクリントンの妻であるヒラリー(今は劣勢だから大統領になるのは難しいかもしれないけど)という、同一一族的な流れができてしまっているけれど、それでもまだましなように思う。なんか、こうした「相続」による弊害は、もっと意識的にやらないと、社会全体が腐っていくと思うのは僕だけでしょうか?