稽古事

wondermissile2005-06-06

 6月6日なんていうと『オーメン』あたりの影響からか不吉な日というイメージが定着しているようだが、日本に於いては「おけいこの日」とか「いけばなの日」とか「邦楽の日」とか、さまざまな「お稽古ごと」の日である。これはお稽古ごとを始めるのは6歳の6月6日に始めるのが良いとされるかららしいが、その根拠、由来はどうも定かではないらしい。日本式に指で数を数えるとき、6本目は小指から数えることになり、「子が立つ」ということから、なにか習い事を始めるのに良い、という説もある。
 個人的なことでいうと、僕はなにひとつ習い事、お稽古ごとをやってこなかった。それによって明らかな不利益を被った事はないが、「ひょっとしてなにか身についたかも」という羨ましさに似た感情はある。しかし周りを見渡してみるに、何かものになっている人はごくわずかである。まあ、情操教育の一環としての側面もあるだろうから「ものになる」というのも簡単には判断できないが。

 まったく関係ないが、最近ジョイ・ディビジョンのイアン・カーティス(故人)が結婚していて子供がいた(いる?)ということを知った。何かとても意外な気がする。生きていればその子はもう20代後半くらいだろうか。音楽やアートの分野とは関係ないのだろうか。気になる。