PRIMAL SCREAM

wondermissile2006-09-15

ちょっと遅いけどPrimal Screamの4年振りのオリジナル・アルバム『Riot City Blues』
プロデューサーは元キリング・ジョークのユース。
Echo & The BunnymenのWill Sergeant("When The Bomb Drops"でリード・ギターとして参加)、
Nick Cave & The Bad Seedsのフィドル奏者Warren Ellis("Hell's Comin'Down"にフィドルで参加)

という感じで、ここんとこエレクトロニカ路線だったけどロックに戻ったこの作品。なんだか非常に良いです。
もはやプライマルに新しさを求める気持ちは更々なくて、でもこの人たちならではの「インチキ臭いながらもセンスでドン!」みたいなところはやっぱり健在で、良い意味で「偽者も続ければ本物になる」という例でしょう。(これ褒め言葉です)

この人たちとかポール・ウェラーとかに共通するのは「流行りに敏感」ってとこだと思うけど、そういう場合、明確な流行りがなかったり、もう年齢的きついでしょ、となったときに底力をいかに見せられるかという勝負になるんだろう。この両者はいわば勝ち組だけど、そういうタイプでの負け組はどの辺だろう。