さて

wondermissile2007-05-06

 すっかりご無沙汰。
 このGW中は、いろいろ私用があったんだけれど、本読んでCD聴いてという日々でもありました。
聴いた、買ったCDというのが、最近マイブームでもある80Sの日本のインディーズバンドの再考がらみで、いぬん堂から復刻で出ているTHE LOODSの2枚のアルバムとか、P-MODELになる前のプログレ時代のバンド、マンドレイクとか。THE LOODSは平沢進プロデュースだから、結局どっちも平沢進がらみともいえるんだけど、意外と言ってはかなり失礼だが、THE LOODSが良かった。実は高校生んときに買ったときはだめだったんだけど。このバンドの西村茂樹は20代前半からみずからレーベルの社長でもあり、本当の意味でのインディペンデントやオルタナティブの先駆けでもある。音とか歌い方が、今聴くとBLOOD THIRSTY BUTCHERSっぽいなあ、とか思ってたら、かれ主催のイベントにブッチャーズはよく出てたらしく、おそらく彼らに影響を大きく与えただろうな、と思う。THE LOODSはその後のGROOVERSでもあるんで、もっと評価されてもいいバンドだろう。写真はアルバム「LOUD MACHINE』
 本はまたそのうち。
 前回の日記でjosef k君がサマー・オブ・ラブですな、という、一言ずばりの解説をしていたので、プリズナーの解説はそれでだいたい終わるんだけど、買ったDVDにBBCの特番による解説があって、当時の時代背景を考えると、さらに興味深い。たとえば、なぜか西部劇をやる回があるんだけど、そこで主人公は銃を使うことを断固拒否する。これは当時の戦争・軍備反対の表明が色濃く出ていて、それはそれで結構問題になったとか。