New Order

New OrderiTunesオリジナルのアルバムが先日リリースされたので購入。ベスト盤的な構成ではあるのだが、なんと言っても目的はJoy Division時代の曲のカバー。楽曲としては『Transmission』 と『Love Will Tear Us Apart 』。Joy Divisionは大好きだし、僕の人生に相当な影響を与えているわけだが、その演奏技術の至らなさは否定できないところで、今回その辺がテクノロジーの進歩で良くなっているだろうとの期待があって、楽しみにしていた企画である。
 で、感想はというと。う〜ん、「この曲はやっぱりイアン・カーティスじゃなきゃいかん、、というか、やはりあの地の底からやってくるようなボーカルは凄かったんだな」と再確認。
 誤解ないようにいっておくと、僕はJoy Divisionの頃の方が良いとは思っていないし、New OrderNew Orderで相当すきだから、イアン・カーティスびいきというわけではない。いや、少しひいきしてるか。とにかく、以前にも書いたんだけど、カリスマ亡き後、ここまでの存在になった他のメンバーの才能と努力は賞賛に値するし、それだけの作品をつくっている。
 それでも、これらの曲は、やっぱりイアン・カーティスじゃなきゃだめだった。まあ、彼が歌う前提の曲なのだから当たり前かもしれないが。あと、このカバーは少し緊張感にかける気がするのは気のせいだろうか。やっぱ「企画」なのかな。
 なんて言いながらも、つい結構聴いているんだけど、聴いててさらに思い浮かぶのが、大江脱退後のルースターズ。ちょっと違うけど、New Orderみたいにはいかなかったなあ。