もうすぐ今年も終わりますが
多分年末年始は更新しないので、かなり久しぶりに二日連続で書きます。
とりあえず書くことはあんまりないので、最近読んだ本。
ポール・オースター「鍵のかかった部屋』『幽霊たち』『ミスター・ヴァーティゴ』。
このうち前二つがニューヨーク三部作と言われるものにあたるが、その三部作最初の『シティ・オブ・グラス(ガラスの街)』が柴田元幸訳で出るという話なので、それを待っているところ。
あと、
ビクトル・ペレービン『眠れ』。
ボルへス『伝奇集』。
サルトル『嘔吐』。
西田幾多郎『善の研究』。
こんなところだけど、順番としては下から読んでいったかんじ。あんまり感想やら批評やらをブログで書くのは好きじゃないというか面倒くさいので書きません。
ただ、西田幾多郎以外はなぜか海外だな。理由は特にないけど。
なんか携帯小説でも読んでみようかな。恋空とか映画のレビュー読むだけでなんだかなあ、なんだけど。読まずに文句は言えないから読んでみよう。
しかしまあ、とかく人間の感情を単純に金銭化していくこと、エンターテインメント化していくことの流れは如何ともしがたいようで、今年は特にそう思うことの多い年だった気がする。ていうか、もっと簡単に言えば、「クソみてえなものばっかり垂れ流すなよ!」ということなんだけど。
で、締めはついこの間、ほんとに十年ぶりくらいにSEX PISTOLSを聴いたけど、良いねえ。いや、良いねえなんて言っちゃいかんのか。「ほんとにクソだぜ!」とか言うべきか。では良いお年を。