ガソリンが高い、らしい。が、あんまりその「高さ」がわからない。というのも実は35歳すぎるまで自動車免許を持っていなかった。理由は簡単で、東京に暮らす限り、ほとんど必要なかったし、購入・維持に金はかかるし、そもそもどちらかというとアンチ車な人間なので、免許をあえてとることはなかった。

 
 それで、なんで免許をとろうと思ったのかというと、自分のIDとして顔写真入りのものがパスポート以外にない、とか、親も歳とってきたし、とか、とにかく取るなら年齢的にもぼちぼちリミットか、とか、まあ、いろいろと考えて、勢いで取ることにしたのだ。

 そんなこんなでなんとか昨年免許を取得したんですが
 
 その際、方法として選んだのが、俗にいう「一発試験」というやつ。つまり警察が持っている運転免許試験場で試験を受ける、というやつ。
 
 そのために「非公認」の教習所に行くことにした。「行くことにした」などと書いてはいるけれど、実の話、あまり「公認」と「非公認」の違いをさほど理解していた訳ではないし、そもそも自動車免許の取得の仕組みを理解していた訳ではない。単に、インターネットで調べて、安く免許が取れそうだったから選んだ。
 
 で、いろいろ苦労することになるんだけど、続きはまたこんど。