そんなわけで、教習初日。

 まず、事務所前に集合。すると、なんだか怪しげなというか、挙動不審なおじさんがいて、その人に名前を呼ばれた。
 「じゃあ、いきましょう」
というわけで、埼玉の荒川の河川敷にある練習コースへ、やく50分かけて移動。その日はもう一人同じ車に同乗。

 先日の日記では、三カ所のコースに行って練習する、と、わりと淡々と書いていましたが、、、。

 がたがたの、舗装されていない道をくぐった、その河川沿いのコースはメチャクチャ寂れていて、ほとんど廃屋な休憩所と、工事現場とかに置いてある仮設トイレ。
 フロントガラスにヒビの入った練習車両、、。まわりは雑木林と田んぼ。
 
 なんかこう、こういうところに呼び出して殺して、死体を埋めるんだろうな、という感じ。

 これは、やばいのでは? と正直思いました。安いのにはこんな裏が、、。と思ったり。
 
 でも、もし似たようなところに行くことになった人がこれを読んでいるとしたら、安心してください。練習にはなんの支障もないし、通常の教習所より少し広いので、かえって練習しやすいです。

 で、なんか説明でも始まるのかな〜と思っていたら、「じゃあ、運転しましょう」といきなり。えええ〜!?もうですかっ!ていうスピード感。これが非公認教習所の醍醐味ですね。無駄がない。しかし最初はビビります。

 ぼくの場合ATなので、まずブレーキを、離して、のろのろと車が動いて、ブレーキ踏んで止める、を数回繰り返す。

 すると、「じゃあ、コースを走ってみましょう」と言うので、うわあ、はええ、と思いつつアクセルを踏む。
 とりあえずぐるぐると周回。いまいちなときは教官がハンドルを横からさっとまわして調整。

 とりあえず、ぐるぐるまわるのはなんとかなりそう。あんまり恐怖心もないし。むしろ面白い。このへんは性格でわかれるところらしい。

 初日はそんな感じで問題なし。以外と早くなんとかなるんじゃねえの、と思いつつ終了。