仮免合格後

 試験が午前・午後の計2回なのは以前書いた。実際に合格すると、仮免許証を発行してくれるんだけど、それには少し時間がかかるので、8時30分から試験を受けて、全員の試験が終わるのがだいたい10時30分から11時。それから合格者には説明があって、発行に必要な印紙をはらったりして、なんだかんだで13時30分くらいまでかかった。なので、合格しそうな人は、そのくらいの予定でいた方が良い。

 また、僕自身は行かなかったけれど、府中の試験場も一般に公開はされているようなので、予約して実際に走ってみるのも手だろう。とにかく初めてのコースで試験を受けることになるので、少しでも慣れておくのは良いと思う。
 
 あと、なんと言っても、落ちてもあまり気にしないこと。公認教習所の話だと「仮免なんてすぐとれた」的な話をよく聴くし、2、3回落ちた時点で、「やっぱり公認にしときゃ良かったかも」と正直思った。が、相当嫌なプレッシャーの中で試験を受けることで、実際に運転をするようになったときに、運転自体で「やばい」ということはあまりなくてすんでいると思う。

 一発試験において、仮免を突破するのは、かなりしんどい。しかし、中には一回で突破する人もいるにはいて、必ずしも「落とすための試験」ではない。何回か落ちてくると「本当に受かるのか」という気になるし、途中であきらめ人も少なくない。
 が、警官も「落とそうと思っているわけではない」のだ。何回か試験を受けていると、なぜ落ちたかは、人の運転を見ていてもわかるし、単に規則通りの運転ができていないだけで、無理矢理悪い点を警官が見つけているわけではないことはわかる。つまり、安全運転に関してまじめな判定がくだされているわけで、できなきゃ仕方がない。

 とはいえ、「難しい時期」と「そうでない時期」がありそうなので、そのあたりはいろいろリサーチすると、少しは楽かもしれない。非公認教習所の教官は、少し甘めに難易度を生徒に伝える。4、5回平均して落ちるときは、2、3回、という具合に。彼らは情報をいろいろ集めているので、実際のところはほぼ把握しているんだけど、本当のことをいってびびらせることはしない。これは、そういうニュアンスのことを、免許取得後言っていたので、少なくとも僕が通ったところはそうだと思う。なので、少しきつめに自己設定しておいたほうがいい。

 次回は路上試験。